夏休みの期間を利用して、群馬県高崎市にある国立のぞみの園へ訪問し、お話を伺ってきました。国立のぞみの園は、重度の知的障害がある方たちに対する自立のための総合的な支援の提供や、支援に関する調査や研究等を行うことにより、知的障害者の福祉の向上を図ることを目的として設立されました。自然豊かな山の中にある施設です。
↓詳しく知りたい方は国立のぞみの園のHPをぜひ参照ください。
https://www.nozomi.go.jp
この夏のゼミ旅行でどのような学びを得たのか、どのような体験をしたのか紹介します。
1日目 国立のぞみの園へ見学
国立のぞみの園では、4年生の卒業研究の一環として、施設虐待への対応とその後について施設事業局長にインタビュー調査を行いました。また、研究部長からアジア太平洋地域での発達障害者支援の取り組みについて、看護師から知的障害者の健康管理・生活習慣病・保健的課題について、現場からの貴重な話を聞くことができました。研究部で行われている研究について、知的障害のある方に対する支援の実態について学び、ゼミ生それぞれが自分の研究テーマに照らし合わせつつ、知的障害・発達障害のある方の生活と支援について考えることができました。
2日目 高崎市観光 少林山達磨寺にてだるまの絵付け体験
2日目は高崎市にある少林山達磨寺にて、だるまの絵付け体験をしてきました。それぞれ好きな色のだるまを選んだところ、全員違う色を選択!それぞれ個性豊かなだるまを作り、良い夏の思い出になりました。
2日間、とても充実したゼミ旅行となりました。普段のゼミの時間だけでは話せないことを話すこともでき、親睦が深まったと感じています。次の旅行では何を学ぶことができるのか、何を感じるのか、今から楽しみです!
以上、2024年夏の大村ゼミ旅行の報告でした。
(障害科学学位プログラム M1 丸山夏歩)